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危急時対応講習会に参加しました。

6月17日~18日に、五色台の<休暇村 讃岐五色台>で開催された危急時対応講習会に会から3人が参加しました。


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17日
は、9時から17時過ぎまで、講義が行われました。


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18日
は、8時から15時過ぎまで、近くの広場での実技でした。

内容は、パーティー内で行う<コンパニオン・レスキュー>での、<ファーストエイド>です。

遭難者発見したときのポイントは、「3SABCDE」です。
3Sとは、「安全」「状況確認」「頭・首・背中をまっすぐ」
は、「気道確保」
は、「呼吸確認」
は、「脈をとる」「手のひらの冷や汗を確認」「頭~足指先までの出血を確認」
は、「頭~足指先まで、全身を触って異常を探す」
は、「寒さ・雨風雪・日射を避ける」


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まず、周りの安全を確認して接近。
(頸椎損傷を疑って)頭を確保して、自分の名を名乗り、相手の名を聞く。
呼吸の確認をして、脈をとる。
冷や汗を確認し、全身観察。
その後、全身を触って、異常を探す。
という流れに。


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頸椎損傷が疑われる場合の回復体位の「ハイネス体位」を教わりました。

また、FASTで脳卒中を疑う。
は、「face」。表情を見ると、片目が垂れ下がる。
は、「arm」。片手が下に落ちる。
は、「speak」。話し方がしどろもどろになる。
は、「time」。早急に救助要請を。

低体温症の場合、「震え」と「意識」と「脈と呼吸」に注目する。震えがある内は対処可能である。中程度になると「震え」がなくなる。その場合、体を揺すってはいけない。軽度の場合、回復させるに、カロリー補給(お汁粉がいい)、(寒気からの)隔離、保温、加温に気をつける。

熱中症の場合、重度の熱射病になると、体が熱いのに、汗をかいていない。軽度の場合は、発汗がある。意識障害があると、即、救助を呼ぶべき。体の冷やし方は、冷たい水をかけない。アイスパックを脇の下、首、鼠径部に置く。救助を呼ぶタイミングは、30分処置しても回復の兆しがない場合。日没が間近のとき(ヘリが飛べない)。意識障害がある場合。


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(休暇村から見た夕陽。)




by goshikinomine | 2017-06-18 16:17 | Comments(0)